雨模様の水曜日
第壱話
「窓から見上げる曇り空」
いつもの朝。
少し天気が悪い。
こんな日は会社に向う心が少し折れそうになる。
ため息混じりに支度を整え、携帯、電車の定期、バスの定期、財布、名札、鍵。
毎朝の確認を済ませ、玄関を出ようとしたその時、一つの懸念点が、僕の頭をよぎる。
なんだ?これは。
漠然としたその懸念の暗やみに、ぽっかり浮かぶ青い星。
意識はその青い星を急速にクローズアップしていく。
そのスピードは光さえも早く、あっという間に月を飛び越え、成層圏へ到達した。
やがて、一つの島国を俯瞰した僕の目が、激しくうねりをあげ、急速に回転し続ける、暗く灰色掛かった物体を捉えた。
それで僕の漠然とした懸念は急速に明確化していく。。
深いため息とともに言葉が口からもれる。
そうか。
そうだったな。
台風が来ている。
果たして、折り畳み傘を選択するか否か、次回こうご期待。
はーなんか疲れた。
要はね、台風が来てるなー。明日の朝直撃で会社に行けないといーなーなんて思ったんだよって話。
| 固定リンク

コメント